J-STARプロジェクトについて
どんなプロジェクトですか?
個人の身体能力・適性に合った競技と出会えるマッチングプロジェクトです。確かな“目利き力”を持った中央競技団体(NF)の育成担当者が、適性の高い選手をみつけてスカウト。本人の意思確認で競技へのチャレンジを決めればJ-STARプロジェクト生に選出されます。

いつからはじまったのですか。
2017年4月からスタートし、今年で4年(4期)目になります。「新しい競技に出会うチャンスを増やしたい」「1つの競技に固執せず、いろんな競技にチャレンジして欲しい」という想いを込めて、初代スポーツ庁長官鈴木大地氏のもとプロジェクトが発足しました。

このプロジェクトに選出されるとどうなるのですか?
約1年間、全国各地でトップコーチから指導を受けたり、仲間と切磋琢磨しながら、トレーニングを受けることができます。
上達状況によっては、地方大会や全国大会、世界大会にも出場することもできます。
さらに、プロジェクト終了後も有望選手には各競技団体の強化・育成コースに進むこともでき、さらなる高みを目指すアスリートパスウェイを歩む道も開かれています。
<修了生の活躍例>
オリンピック競技・・・年代別日本代表選手・ユース世界選手権候補選手・年代別育成選手等への選出、アジアジュニアユース選手権大会出場、JOCエリートアカデミー生 など
パラリンピック競技・・・日本代表選手、日本新記録保持者、アジア大会出場 など

プロジェクト期間はいつですか?
4期生に選出された場合、2021年4月から2022年2月末までが検証/合宿・トレーニングの期間(第3ステージ)となります。

指導する監督やコーチはどんな人ですか?
各競技を統括する中央競技団体(NF)のトップコーチが直接指導します。日本大会に留まらず、世界選手権の記録保持者やオリンピック出場経験を持つなど、経験豊富なコーチ陣がみなさんの指導にあたります。

応募数はどれくらいですか?
例年800名〜1000名ほどで、3期生までの応募総数はオリンピック競技が3451名、パラリンピック競技が355名です。

プロジェクトに選出されるのはどれくらいですか?
各競技10名前後です。

エントリーについて
競技団体の求める人物像に満たなくても大丈夫ですか?
エントリーシステムにログインする際のメールアドレスを忘れてしまった場合はどうしたらよいですか?
J-STAR事務局において対応が必要になります。本ページ最上部に記載の「お問合せフォーム」からメールアドレスを忘れた旨ご連絡ください。

エントリーはいつから受付開始ですか?
オリンピック競技は11月1日から、パラリンピック競技は10月1日から受付を開始します。

オリンピック競技の対象競技は?
陸上競技、ボート、ホッケー、ビーチバレーボール、バスケットボール、ウエイトリフティング、ハンドボール、フェンシング、7人制ラグビー、トライアスロン、ボブスレー/スケルトン、リュージュの12競技になります。
対象競技はこちらからご確認ください。

パラリンピックの対象競技は?
パラリンピック競技は夏季22競技、冬季6競技 計28競技が対象です。詳しくは 対象競技紹介 パラリンピック一覧をご確認ください。

オリンピック競技の対象年齢は?
2020年4月1日現在、11歳以上20歳以下であれば参加できます。

パラリンピック競技の対象年齢は?
2020年4月1日現在、11歳以上の方であれば参加できます。

どの競技に挑戦したいか決まっていませんが、エントリー可能ですか?
可能です。エントリー時に参加競技を決定する必要はありませんが、競技紹介ページ( 対象競技紹介 オリンピック一覧・対象競技紹介 パラリンピック一覧)で、ぜひチェックしてみてください。

複数競技に挑戦したいですが、競技を絞らないといけないですか?
エントリーの時点で絞る必要はありません。少しでも興味を持つ競技があれば、エントリーフォームの「挑戦したい競技」に複数チェックを入れることをおすすめします。オリンピック競技、パラリンピック競技ともに、選考後は各競技を体験する専門測定会を予定しておりますので、自分に合った競技を探してみてください。

エントリー後にデータを修正することは可能ですか?
エントリー締切(オリンピック競技は1/31(日)、パラリンピック競技は測定会ごとに異なります)までの間であれば、修正可能です。

海外に住んでいますが、エントリーすることは可能ですか?
日本国籍をお持ちの方であれば、エントリーできます。但し、専門測定会や第3ステージへの参加については、主に日本国内で合宿等を実施することをご了承ください。

今年度、新体力テストを学校等で測定していません。どこまで入力すればよいでしょうか?
過去に測定した値を入力いただく、あるいは(可能な範囲で構いませんので)ご自身で計測いただいた値をご入力ください。任意項目ですので、ブランクの箇所があっても構いません。

オリンピック競技のエントリー動画を上手に撮る方法は?
立ち幅跳びの撮影は「前方斜め45度程度から」「全身が映ること」を推奨しています。選手は「全身のバネを使ったダイナミックなジャンプ」を意識してみてください。場所は屋内外問いません。踏み切り地面は固めの地面が望ましいですが、跳んだ先の地面は、危険でなければどのような床形状(マット、床、砂場)でも問題ありません。
見本動画はこちらもご覧ください。

オリンピック競技のPR動画は準備した方がいいですか?
選考の際の参考資料となりますので、できる限りご準備することをお勧めします。
参考動画も参照いただきながら動画をご準備ください。現在取り組んでいる競技中の動画や、競技への意気込みを語る動画等でもOKです。
参考動画はこちら

オリンピック競技の動画はいつまでに投稿すれば良いでしょうか?修正は可能ですか?
エントリー締切の1月31日までに投稿いただければOKです。また修正も締切までであれば、何度でも修正可能です。

動画が無事にアップロードできたかわかりません。
ご心配な方は事務局で個別に確認いたします。お問い合わせフォームまでご連絡ください。

測定会について
オリンピックの測定会場を教えてください。
測定会は実施せず、エントリー時にご入力いただく新体力測定等のデータや立幅跳び動画・自己PR動画などで選考いたします。詳しくは第1ステージ(https://www.j-star.info/1ststage/)をご覧ください。

パラリンピックの測定会場を教えてください。
全国7会場です。詳細は パラリンピックの測定会会場一覧 をご覧ください。

パラリンピック競技の測定項目を教えてください。
午前中は基礎測定、午後は各競技の専門測定・体験会となっています。

測定会参加決定通知はいつ来ますか?
測定会開催1週間前までには登録メールもしくはLINE宛てに通知いたします。

測定会に参加できなくなったのですが、どうすればいいですか?
原則として測定会開催の3日前までにJ-STARプロジェクト事務局(para-jstar@jsad.or.jp)までご連絡ください。ただし、体調不良等による欠席については随時対応いたします。

パラリンピック競技の測定会に参加する旅費の補助はありますか?
パラリンピック競技については、本人+介助者の計2名まで日本スポーツ協会旅費規程に基づき補助させていただきます。

当日の持参物はありますか?
スポーツウェアなど運動ができる服装、体育館シューズ、マスク、飲み物、体調チェックシートは必ずご持参ください。

会場に更衣室はありますか?
あります。ただしスペースに限りがありますので、可能であれば運動できる服装に着替えて会場にお越しください。

選考結果について
プロジェクト選考、決定の流れを教えてください。
【オリンピック競技】
エントリー後の選考期間を経て3月下旬頃までに合否結果を登録のLINEまたはメールにお知らせします。通過者には対象競技にチャレンジするか意思確認を行い、進む場合は専門測定会で実際に競技を体験していただきます。そこで最終選考を行い、両者合意すれば4期生として決定となります。
【パラリンピック競技】
エントリー、測定会参加(競技体験含む)を経て3月下旬頃までにに結果をお知らせします。通過者には対象競技にチャレンジするか意思確認を行い、両者合意すれば4期生として決定となります。

第1ステージエントリーの合否結果はいつ分かりますか?
オリンピック競技については、3月下旬までに、パラリンピック競技は原則として測定会開催1週間前までには登録メールもしくはLINE宛てに通知いたします。

パラリンピック競技 第2ステージ(測定会)の合否結果はいつ分かりますか?
測定会参加者には、全測定会終了後2週間以内に登録メールもしくはLINE宛てに通知させていただきます。

測定会に参加した場合、エントリー時に入力したデータと測定会での測定結果はどちらが優先されますか?
入力データと測定会の結果を総合的に判断いたします。

複数競技で選出される可能性もありますか?
あります。専門測定会や第3ステージ検証プログラムにて自分に合った競技を探してみてください。

合宿・トレーニングについて
J-STAR選手に選出されるとどうなるの?
約1年間、各競技に特化したプログラムを受けることができます。プログラムの詳細は「第3ステージ 合宿・トレーニング」ページをご覧ください。

合宿はいつ開催されるのですか、またどのくらいの頻度ですか?
基本は学校がお休みの土日祝日、または長期休暇に開催します。競技にもよりますが、月に1~2回程度開催します。

学校との両立はできますか?
はい、両立は可能です。日々のトレーニングは居住地で行えるよう、選手に適したメニュー作りをコーチがサポートします。J-STARの合宿が学校と重なった場合には学校と調整いただきながら、合宿等に参加するかご判断いただきます。
第3ステージに選出された時点で、希望者の方には、学校等宛に派遣依頼状を日本スポーツ協会より送付させていただきます。

保護者も合宿に参加できますか。
基本は選手のみの参加となりますが、栄養指導などの保護者向けのプログラムを実施する場合があり、その際は保護者の方もご参加いただけます。参加にあたっては保護者の方の旅費等の補助もさせていただきます。

海外遠征はありますか?
競技によっては海外でのプログラムもあります。

どこまで保護者の協力が必要ですか?
プロジェクト期間中はJ-STARプロジェクト事務局と競技団体が連携をし、選手のケア・サポートを行って参ります。プロジェクトに参加した保護者の皆様には、選手の体調や食事の管理等、ご負担のない範囲でご協力をいただきながら、選手の成長やチャレンジを共に見守っていただければ幸いです。

費用について
エントリーには参加費が必要ですか?
エントリーは無料です。

測定会に参加する旅費の補助はありますか?
オリンピック競技については、自己負担となります。パラリンピック競技については、本人+介助者の計2名まで旅費規程に基づき補助させていただきます。

合宿に参加する費用は自己負担ですか?
合宿等に参加するのに必要な交通費や宿泊費については、規程に基づき、J-STARプロジェクトで負担いたします。

競技用品の購入は自己負担ですか?
基本的には、競技を行うのに必要な競技用品はJ-STARプロジェクトで負担いたします。高額な器具やユニフォームの購入をいただくことはございません。合宿時に使用するものは、こちらで準備させていただきます。

他に発生する費用は何かありますか?
第3ステージ進出後のプロジェクト期間中の費用はJ-STARプロジェクトで負担しますが、稀に中央競技団体(NF)の強化・育成コースへ飛び級で進まれる選手がいらっしゃいます。強化・育成コースはJ-STARプロジェクトの対象外となりますので、個別にご相談させていただきます。

その他
アスリートパスウェイとはなんですか?
独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)によると、アスリートパスウェイ(正式にはアスリート育成パスウェイ)とは「子どもがスポーツに触れてからトップアスリートになるまでの道すじ」とされています。
それぞれのアスリートが歩む道すじ(パスウェイ)は人によって様々です。
一つのスポーツで突き進む場合もあれば、様々なスポーツ経験でつちかわれた能力が別のスポーツで開花する場合もあります。
また、スポーツによってトップアスリートがどのようなパスウェイを歩むことが多いのかも異なるので、自分が行うスポーツのことを調べてみるのも良いかもしれません。

NFとはなんですか?
各競技を統括している中央競技団体(例:日本陸上競技連盟 など)のことです。

コロナウイルス感染症予防対策は行われますか?
換気・入場者数の制限・ソーシャルディスタンスの確保・スタッフの予防対策(マスク・フェイスシールド等の着用)徹底などの対策を行います。参加にあたっては、選手・保護者・介助者すべての方に検温・マスクの着用・アルコール消毒の実施をお願いいたします。
