JAPAN RISING STAR PROJECT J-STARプロジェクト

いざ、世界へ!きみの可能性は、きみの想像以上だ!

上矢印

イベント

2021.01.27

選手×保護者×コーチによるオンライントークセッション イベント開催報告

エントリーを迷っている方やもっと事業について詳しく知りたい方向けに、実際にJ-STARプロジェクトに参加した選手と保護者、そして指導にあたっているコーチに登壇いただき、初のオンライントークセッションを1月16日に開催。J-STARのリアルな声をご覧ください!

                (左上)水谷選手・水谷選手母  (中央)小池選手母・小池選手  (右上)徳永コーチ

J-STARプロジェクト3期生 小池彩華選手(ウエイトリフティング・7人制ラグビーで選出)
J-STARプロジェクト2期修了生 水谷美海選手(ハンドボールで選出)
J-STARプロジェクト7人制ラグビーコーチ 徳永剛コーチ(公財 日本ラグビーフットボール協会)

―J-STARプロジェクトに参加して良かったこと、ずばりJ-STARプロジェクトのおすすめポイントを教えてください。

水谷選手:挑戦したい競技に出会えたことです。また1年間のプロジェクトを通して、たくさんの人が未経験の私をサポートし育てて下さったので、参加して本当に良かったです。

小池選手:このプロジェクトを通して、たくさんのスポーツを経験することができて良かったです。そして、全国のたくさんの方に出会えたことがこのプロジェクトの最大の魅力だと思います。

―水谷選手のお話の中で挑戦できる競技に出会えたとありましたが、水谷選手はもともと陸上をされていて当初は7人制ラグビーを希望されていたと思います。結果的に選出されたのはハンドボールでしたが、その時の心境はいかがでしたか?

水谷選手:父が元々ラグビーをやっていたので、プロジェクトの対象競技を見た時にラグビーには親近感があり、体も大きい方だったので希望していましたが、ハンドボールに決まった時は選んで頂いた事が嬉しくて、自分の可能性を信じて挑戦してみたいと思いました。

―小池選手は、7人制ラグビーとウエイトリフティングの2競技で選出されていますが、2つの競技に選出された時の心境はいかがでしたか?

小池選手:そうですね。初めは2つの競技を両立することは心配でしたが、コーチの方々が色々な面で私をサポートしてくれているので、2競技を両立することができています。

―保護者の方にお聞きします。J-STARプロジェクトに参加されてみていかがでしたか?

水谷選手(母):ハンドボールという競技に選出された時は知識も経験もない競技でしたので、初めは不安でしたが、娘が選考面接で「未経験ですが、選ばれたら全力で頑張りたい」と言っている姿を見て私も一年間やり抜こうと決心しました。合宿で最後まで声を出し一年間誓ったことを全力でやり遂げた姿を見て、このプロジェクトに参加して本当に良かったなと思いました。

小池選手(母):娘は7人制ラグビーとウエイトリフティングの2種目に選出されました。ただそれ以外にも習い事をやっているので、最初は両立できるのか不安に思っていました。でも何より本人のやる気があったので、できる限り娘をサポートしていこうと家族で話をしました。また、コーチやスタッフの方々が色々サポートし考えてくださるのでとても感謝しています。

―コーチの立場から見て、プロジェクトに参加する前と後では選手たちの変化を感じますか?

徳永コーチ:ラグビー競技では、ラグビーの特性はもちろんのこと、アスリートとしての人間力の部分を求めています。最終的には、自分が日本代表になりたい、トップアスリートを目指したいという気持ちがないとなかなかプロジェクトを続けていくことは難しいです。またラグビー競技においては、1期生から3期生のほとんどが種目転向者ですが、今でもほとんどの選手がラグビーを続け、活躍してくれています。その中で日本ラグビーフットボール協会の育成事業にあがる選手もいますし、15人制ラグビーの日本代表候補になった選手もいます。プロジェクトを通して、多くの選手がトップアスリートとしてのマインド、そして実力をつけていると実感しています。

―種目転向の話がありましたが、具体的にどの競技からラグビーに転向される選手が多いですか?

徳永コーチ:ラグビーでは6名の3期生を検証しています。ハンドボール、陸上ハードル・短距離、バスケット、小池さんに関しては総合スポーツなど、様々な競技からチャレンジしてくれています。ラグビーには色んな特性の選手を求めるので、多くの選手がチャレンジできる競技だと思います。

―合宿では実際にどのようなことをしているのか、また合宿以外の日常での練習内容を教えてください。

徳永コーチ:ラグビーの合宿に関して、2泊3日から3泊4日で月1回集中して合宿を行っています。合宿の内容としては、技術的部分はもちろんのこと、ラグビーは筋力も必要になりますので、ウエイトトレーニングやストレングス&コンディショニング(S&C)を行っています。また教養についても取り組み、特に栄養に関しては大切にしています。また、全国から集まった選手同士でコミュニケーションを取ることは集団スポーツにとってとても重要になりますので、合宿を通して人間力・コミュニケーション力を培っていきます。

小池選手:ラグビーの合宿では厳しい練習もありますが、自分との闘いだと思って極限まで自分を追い込むようにしています。日常の練習では合宿で教えてもらったことを中心に、家族にパスの練習などを手伝ってもらったりしながら取り組んでいます。ウエイトリフティングに関しては、近くの高校の練習に参加させてもらっています。

水谷選手:ハンドボールの合宿では、最初にパスや投げ方、シュートの基礎練習から始まりました。回数を重ねるごとに難易度が難しくなっていき、最終的には戦術的な理解を深める練習まで進んでいきます。自宅ではコーチからいただいた動画、例えば筋力トレーニングの参考動画やシュートフォーム、フェイントのステップ動画を見ながら庭で練習をしたり、父とキャッチボールをしたりしています。あとはハンドボールの映像も見たりしています。

―初心者の選手へのフォローはいかがでしょうか?

徳永コーチ:ラグビーに関しては、まず皆さんが知っているタグラグビーからスタートをし分かりやすいプログラムで段階的にやっていきます。最後にはコンタクト、接触についても行いますが、無理やりやるということはありませんので安心してください。まずはラグビーに興味もってもらうことを大切にしながら活動をしています。

水谷選手:私は初心者の中でも下手な方だったので、最初は周りから遅れをとっていると感じていました。でも出来ない私に3人ものコーチがつきっきりで一から投げ方を教えてくれたり、私の動画を撮って見せてくれながら指導してくれました。また励ましの言葉などもかけてくれるので、安心して練習に取り組むことができました。

―保護者の方はお子さんに対し、どのようなサポートをしましたか?

小池選手(母):コロナ禍で、ラグビーはなかなか合宿に参加できないことがありましたが、その時は指導者の方に送ってもらった動画を見ながら、朝早くから近くの広場で娘とボールを投げあったりして、トレーニングメニューをこなしていきました。

水谷選手(母):週末にクラブチームの練習に参加していたので、その動画を撮って娘に見せたり、合宿も一緒に行ける時は行き自宅でも見直せるように動画を撮っていました。

―コロナ禍の中では、どのような工夫をして活動されていますか?

徳永コーチ:コロナ禍で合宿ができていない状況ではありますが、選手たちに自宅ででもできるような(バスケ)ハンドリング練習などトレーニング動画を送り、自宅でトレーニングをしてもらっています。実際にトレーニング姿を撮って送ってもらい、細かくフィードバックしながら選手とはコミュニケーションを取っています。また、ラグビー部のある地元の中学校や高校、クラブチームなどとも連携を取りながら、練習やトレーニングに参加させてもらえるようお願いしています。

previous arrow
next arrow
previous arrownext arrow
Slider

―合宿などプロジェクトに参加しながら、学校、部活動、習い事などとの両立は大変だと思いますが、どのように両立されていますか?

小池選手:私は学校で野球部に所属しているのですが、それぞれ両立するために優先順位を考えて取り組んでいます。合宿があるときは、合宿を優先して部活動を休みますが、それ以外の何もない日は部活動に参加しています。

水谷選手:勉強や部活動との両立は難しくないと思います。プロジェクトは月に1回あるかないかなので、空いてる時間を有効活用して勉強したり、トレーニングしたりしていました。

―選手から両立が難しいといった相談を受けたことはありますか?

徳永コーチ:あります。例えば、部活動で陸上を続けていた選手がいたのですが、その時中学から高校にあがったばかりで、なかなか陸上の成績を出せずにいて、こちらのプロジェクトも中途半端になってしまうのではないかといった相談を受けたことがありました。その時は、選手と面談をさせてもらって、選手の意志を尊重したいとお話をしましたね。結果その時は陸上へのマインドの方が高かったこともあり、陸上競技に集中してもらったケースもあります。

ー実際にどんな選手がプロジェクトに選出されるのか。選考基準について教えていただけますか?

徳永コーチ:ラグビーの場合ですが、体格がいい選手は非常に良いです。またパスやキャッチができるというよりは、スピード、筋力、持久力などどれかひとつでもスペシャリティーなものがあれば選出したいと考えています。あとはやっぱりマインドの部分ですね。やはり強い動機がないと難しいと思います。中でもきつい練習、ハードワークができること、人間力、アスリートとして行動ができること。そして今行っている競技と並行してラグビーも努力して継続できるかどうかが大切になってきます。

―選手にもお聞きしたいのですが、自分はどのような点を評価されプロジェクトに選出されたと思いますか?

小池選手:ウエイトリフティングでは、自分の瞬発力を評価してもらえたのではないかと思います。ラグビーに関しては、私はスポーツ鬼ごっこをやっているので、そこで培った動きを活かせたのではないかと思っています。

水谷選手:私は陸上競技で幅跳びをやっていたので、ジャンプ力を見てもらえたのではないかと思っています。あとは面接の時に、私はガツガツした性格なので、選出されたらナショナル選手などに選ばれたいという気持ちを全面に出し、自分はこういうことができて、こういう特徴がありますなどたくさん自分のことをアピールしました(笑)

previous arrow
next arrow
previous arrownext arrow
Slider

―プロジェクトに選出されるにあたり、入賞経験など競技成績は重要視されたりするのでしょうか?

徳永コーチ:ラグビーに関しては、そこまで重要視していません。純粋に皆さんからエントリーしていただいた体力測定等の結果を、私たち独自で点数化をし、そこからまず数名リストアップします。リストアップをしたところから、今回であれば動画ですね、こちらをラグビー協会のユース担当スタッフや私も含めチェックさせていただきます。最終的には拠点地域までお越しいただき、タグラグビーを中心に実際にプレーをしてもらい、そこでのボールを扱うセンスやステップセンスなどを見て選出しています。ですので競技歴、受賞歴の有無に関しては心配いただかなくて大丈夫です。

―1年間のJ-STARプロジェクトに参加修了後はどのような活動をされていますか?

水谷選手:私はプロジェクト修了後、全国から選出されるハンドボールの強化プログラム選手に選ばれました。そこでは、全国から30名ほど集まって3日間合宿を行い、最終日にはチーム戦を行うんですけど、チームで協力しあいながらこういう戦術を使おうとかみんなで考えながら合宿を過ごしたことがすごく印象に残っています。楽しかったですし、とても刺激的でした。

徳永コーチ:ラグビーの場合は、J-STARプロジェクトからセブンズユースアカデミーにあがるという日本ラグビーフットボール協会独自のプログラムがあります。こちらは全国からラグビー経験者も含めて、10数名でほぼ毎月合宿を行っています。J-STARプロジェクトの選手には、このセブンズユースアカデミーにあがることを一つの目標として取り組んでもらっています。セブンズユースアカデミーから選抜されるとユースの日本代表、トップ選手へとあがっていける形になります。ここであがれなくても、ラグビーは継続していただきながら、ユースアカデミーや日本代表選手になれるようにフォローをしていきます。

―小池選手は修了後の進路は決まっていますか?

小池選手:まだ競技を1つに絞りきれていませんが、今後は1つの競技に絞ってその競技に対して一生懸命取り組んでいきたいと思います。

―J-STARプロジェクトに参加してみて、苦労したことや悩んだことがあれば教えてください。

小池選手:ラグビーはチーム競技なので、パスをうまく通せなかったり、パスが通らなかったことで相手に有利な展開を与えてしまったときにチームに対して申し訳ないと思うことがあります。でもそこはたくさん努力してうまくなるしかないので一つ一つのプレーを大切にしながら合宿では取り組んでいます。ウエイトリフティングでは、調子がいい時と悪い時であげられる重量が変わってくるので、ベストを出せた時は嬉しいしやりがいを感じます。逆に調子が悪い時はフォームの確認をして次に活かせるようにしています。

水谷選手:自分はハンドボール未経験で最初の頃は出来ないことも多かったです。合宿に参加するとコーチがこれをやってみてと言われた時にその場ですぐ実践する事がとても難しかったですが、途中で地元のクラブチームに入って実践を積む事で少しずつ周りからの遅れを取り戻す事ができました。

―今後の目標、将来の夢を教えてください。

小池選手:トップ選手になり、私のプレーでたくさんの人たちを喜ばせたいです。

水谷選手:未経験者でも出来るという事を証明して、これから先J-STARプロジェクトに参加する後輩に希望を与えられるような選手になりたいです。

―最後になりますが、これからJ-STARプロジェクトに参加する選手にエールをお願いします!

小池選手:やったことがない競技でも自分の可能性を大きくひろげられるきっかけになると思うので、このプロジェクトを通して自分の可能性を見つけてほしいです。

水谷選手:私は、J-STARに受かることがゴールではないと思っています。選ばれてから自分自身で頑張らないといけないことが増えていくと思いますが、J-STARを通して、人との出会いや環境がいかに大切かということを気づかせてもらったので、エントリーするか迷っている人は是非挑戦してみてください。

徳永コーチ:ラグビーでは種目転向者が多く活躍できる競技なので、是非エントリーして自分の力を試してみてください。皆さんの応募を期待してますので是非よろしくお願いします。

~皆さんからのエントリーお待ちしています!!!~